life · 2026-05-16

賃貸:物件探し、内見、初期費用¥400,000-650,000、保証会社、退去

SUUMO、LIFULL HOME'S、at homeでの物件探し、内見、申込み、保証会社審査5-7日、契約と初期費用、入居、退去時の原状回復費用¥30,000-150,000を実用基準で整理します。

日本の賃貸は欧米とは別ルールで動きます。敷金、礼金、仲介手数料、保証会社費、火災保険、鍵交換、前家賃を合計すると家賃の4-6か月分が初期費用になります。保証会社か保証人が必須で、契約期間の標準は2年、外国人は審査時に追加書類を求められることがあります。この記事では物件探し、内見、申込み、契約、入居、退去の流れを順に、実際の費用と書類とともに整理します。

1. 物件探し:プラットフォームと条件

主なオンラインプラットフォームは次の通りです。

サイト物件数特徴
SUUMO約500万件日本最大、検索が使いやすく写真豊富
LIFULL HOME’S約800万件物件数最多、おとり物件が少ない
at home約300万件不動産業界の老舗、信頼性が高い
ニフティ不動産約500万件横断検索(複数サイト同時検索)
REINS全件不動産業者専用、一般公開なし

絞り込みの要点として、家賃は手取り給与の3分の1以下が無理のない目安です(手取り¥250,000なら¥80,000の物件)。間取りは1R(ワンルーム、部屋とキッチンが一体)、1K(部屋とキッチンが分離)、1DK(食事スペースあり)、1LDK(リビングあり)、2LDK(2部屋とリビング)に分かれます。面積の目安は1Rで20-25平方メートル、1LDKで35-50平方メートル、2LDKで50-70平方メートルです。駅徒歩5分以内は高めで、10-15分なら大幅に安くなります。築年数は新築で10-20%高く、築10年が標準、30年以上は安いが古いです。

外国人は次の3点に追加で注意します。1つは「外国人OK」表示のある物件のみ申し込めること(一部の家主は外国人を受け入れません)、2つは多くの場合、保証会社の利用が必須であること(保証人のいない外国人はほぼ全員これに頼ります)、3つは英語対応がReal Estate Japan、Best-Estate.jp、GaijinPot Housingなどの外国人向けサイトで提供されることです。

出典:国土交通省:賃貸住宅の入居・退去ガイドライン不動産流通機構(REINS)

2. 内見:1日3-5件が効率的

オンラインで気になる物件は「問い合わせ」を入れ、不動産会社から連絡が来てから内見の予約を取ります。1日3-5件回ると効率的です。

内見でチェックすべき点をいくつか挙げます。建物外観として、入口、共用部、ゴミ集積所、自転車置場を確認します。室内は壁と床の状態(汚れや傷)、収納(クローゼットの容量)、キッチン(コンロ口数と収納)を見ます。設備はエアコン(型番と製造年)、給湯器(型番と燃料が灯油・ガス・電気か)、洗濯機置場の防水パン、トイレ(温水洗浄便座の有無)を確認します。

インフラとして、電気容量(30Aか40Aか)、ガス(都市ガスかプロパンか、プロパンは高い)、ネット(光ファイバーか共用回線か)を見ます。環境面では採光(南向き、東向き、北向きの順)、騒音(窓を開けて確認)、隣室の生活音を確認します。周辺は実際に駅から歩いてみて、コンビニ、スーパー、病院、公園までの距離を確認します。

内見時には各部屋と各方向の写真を撮ります。複数物件を比較するときに役立ちます。

仲介業者に聞くべき質問は、礼金と敷金の金額、保証会社を自分で選べるか、火災保険は指定か自由か、ペット可か、楽器や喫煙が可か、退去時の原状回復費用の目安、周辺の工事騒音の有無(建設工事など)です。

出典:国土交通省:賃貸住宅標準契約書

3. 申込みから契約まで:5-10日

物件を決めたら仲介業者に「入居申込書」を提出します。

申込書に書く内容は、氏名、生年月日、国籍、在留資格、在留期限、ビザの写し、勤務先や学校名、年収、勤続年数、緊急連絡先(家族か友人)、保証人か保証会社の選択です。

外国人が追加で必要な書類は、在留カードの写し、パスポートの写し、雇用契約書または内定通知書、学生なら在学証明書と保護者の収入証明、直近3か月の給与明細です。

保証会社の審査は5-7日かかります。代表的な会社として、日本セーフティ、全保連、Casaが一般審査会社、グローバルトラストネットワーク(GTN)と日本賃貸保証は外国人に親和的です。保証料は家賃の50-100%(初年度)、更新は1-2年ごとに家賃の10-30%です。最も外国人に親和的なのはGTNで、母国語対応の電話(中国語、韓国語、英語、ベトナム語など)があります。

審査通過後は契約締結、初期費用の支払い、鍵の受領(契約日または入居日)の順で進みます。

出典:国土交通省:家賃債務保証業者登録制度

4. 初期費用:¥400,000-650,000

家賃¥80,000の物件を例に、初期費用を分解します。

項目金額説明
敷金家賃1-2か月=¥80,000-160,000退去時の原状回復に充当、残額は返還
礼金家賃0-2か月=¥0-160,000家主への謝礼、返還なし。近年は0礼金が多い
仲介手数料家賃1か月+消費税=¥80,000-88,000仲介業者への報酬
保証料家賃50-100%=¥40,000-80,000保証会社費、初年度分
火災保険¥15,000-20,000/2年強制加入、契約と同時
鍵交換¥15,000-30,000前住人の鍵を無効化
前家賃¥80,000初月の家賃
日割り家賃月中入居なら¥10,000-50,000入居日から月末まで
合計¥320,000-680,000

家具・家電(中古含む)は¥150,000-500,000かかります(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、寝具、カーテン、照明など)。

節約情報として、フリーレント物件(最初の1-2か月家賃無料、ネット系不動産でたまにある、実質的に初期費用が下がる)、礼金0と敷金0物件(費用は大幅減ですが退去時に契約上の「定額清掃費」が含まれることがある)、法人契約(会社で借りる場合、初期費用と保証手続きが簡略化される)があります。

出典:公益財団法人日本賃貸住宅管理協会

5. 契約期間、更新、退去:原状回復と敷金返還

日本の賃貸は「普通借家契約」が標準で、契約期間は2年です。

契約満了時の更新には更新料(家賃1か月)と保証会社更新料と火災保険更新が必要で、合計¥100,000-200,000です。地域によっては更新料0の物件も増えています。退去は1-2か月前に書面(退去通知書)で通知し、契約書の期限に従います。「定期借家契約」もあり、期限満了で自動終了、更新なし、多くは1-3年の短期契約です。

途中解約は一般に1-2か月前の通知と違約金(家賃1か月など)が必要で、契約書を確認します。

退去の流れは5段階です。1つは1-2か月前の書面退去通知、2つは退去立会い(管理会社か家主が部屋の汚損と改造箇所を確認)、3つは原状回復費用の清算(敷金から差し引く)、4つは退去日に鍵を管理会社に返却、5つは清算後1-2か月以内の敷金返還です。

原状回復費用の相場(40-50平方メートル前後の物件)として、ハウスクリーニング¥30,000-50,000(標準)、壁紙交換¥1,000-2,000/平方メートル(6畳全面¥30,000-60,000)、床補修¥10,000-30,000(損傷次第)、タバコ染み¥50,000-150,000(重度なら全面壁紙交換)、ペットの引っ掻き¥30,000-100,000、鍵紛失¥15,000-30,000です。

「経年劣化」と「故意・過失」の区分(国土交通省ガイドライン)として、経年劣化(家具で床がへこむ、日焼け、自然の壁紙汚れ)は家主負担、故意・過失(タバコ染み、ペットの引っ掻き、子供の落書き)は借主負担です。話がまとまらない場合は国民生活センターでADR(裁判外紛争解決)を利用できます。

出典:国土交通省:原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

6. よくある落とし穴

¥400,000の準備なしに契約に進むと詰みます。家賃¥80,000でも初期費用¥400,000-650,000は必要で、初月は家賃と初期費用の合計で大きな現金支出になります。

保証人探しで詰まることもあります。保証会社の利用が最も確実で、保証料は初年度で¥40,000-80,000です。

「外国人NG」物件に申し込むのは無駄です。最初に「外国人OK」を確認し、表示がない物件は仲介経由でもほぼ却下されます。

契約期間2年の途中解約で違約金を払う失敗もあります。1-3月の引越し繁忙期に決める際は、4月以降に半年から1年は安定して住めるかを計画します。

退去時に原状回復で言われるままに払うのも危険です。国土交通省ガイドラインでは経年劣化は家主負担で、知らずに¥200,000以上を支払う人もいます。明細を確認して異議を申し立てる権利があります。

鍵を紛失すると鍵交換費¥15,000-30,000が発生します。防犯対策とスペアキーの安全な保管が基本です。

「重要事項説明書」(契約前に仲介が読み上げる)を聞き流すと後で困ります。契約期間、解約条件、保証会社、原状回復、その他の制限を口頭と書面の両方で確認し、不明点はその場で質問します。

日本語キーワード

  • 敷金 / 礼金
  • 仲介手数料
  • 保証会社
  • 火災保険
  • 原状回復

参考資料